生活習慣病対策としての減塩治療と低炭水化物食ダイエット【塩分摂取チェックリスト付き】
生活習慣病対策としての減塩治療と低炭水化物食ダイエット【塩分摂取チェックリスト付き】高血圧や肥満、糖尿病など、身近な生活習慣病の予防と治療の根幹は、「正しい生活習慣の形成」にあります。本資料では、減塩治療と低炭水化物ダイエットについて詳しくご紹介しています。塩分を摂り過ぎると、血圧の上昇やむくみ(浮腫)を 引き起こします。心臓や腎臓の処理能力を超えた過剰な塩分摂取は、心不全な
狭心症と心筋梗塞の原因・予防・治療とは。病院に行くべきタイミングはいつ?
狭心症と心筋梗塞の原因・予防・治療とは。病院に行くべきタイミングはいつ?厚生労働省の統計によると、心疾患による死亡者は年間20万人近くに上り(死因別死亡数では全体の約15%)、癌に次ぐ2番目に多い数字となっています。その多くを占めるのが、冠動脈(心臓に酸素と栄養を送る血管)が狭窄・閉塞して起こる虚血性心疾患(狭心症と心筋梗塞)です。狭心症の場合は、冠動脈は狭くなるだ
ペットボトル症候群とは。熱中症予防で注意すべき水分摂取
ペットボトル症候群とは。熱中症予防で注意すべき水分摂取特に気温が高くなる夏場は、熱中症予防のために、こまめな水分摂取を行うよう心がける人が多くなります。それは正しい対応である反面、飲料の種類によっては、予想以上に糖分や塩分が含まれていることがあります。健康的なイメージのあるスポーツドリンクですが、実は500mlあたり20gを超える糖質を含むものが多く、
貧血を放置すると大きな病気を見逃す?症状・検査・治療について解説
貧血を放置すると大きな病気を見逃す?症状・検査・治療について解説貧血は「血液中の赤血球やヘモグロビンが不足することで、全身に十分な酸素が送 ることができなくなり、様々な体調不良をきたす病気」のことです。特に女性に多く、重くなると息切れや立ちくらみなどの体調不良の原因になります。また男性でも、貧血をきっかけに大きな病気が見つかることもあります。貧血になると全身に十
肝臓の働きと病気。健康診断と生活習慣で肝臓を守る(ウイルス性肝炎・脂肪肝)
肝臓の働きと病気。健康診断と生活習慣で肝臓を守る(ウイルス性肝炎・脂肪肝)肝臓は右の肋骨の裏側にある、ヒトの体の中で一番大きな臓器です(重さは体重の約2%です)。肝臓は身体で必要なたんぱく質を合成したり、有害物質を解毒したり、消化液を分泌するなど、生きていく上で必要な様々な働きを持っています。肝臓は予備能力が非常に大きい臓器であり、病気になっても自覚症状が出にくいため 「
脂肪肝とメタボリックシンドローム。お酒と関係のない脂肪肝も解説
脂肪肝とメタボリックシンドローム。お酒と関係のない脂肪肝も解説昨今、肝臓がエネルギーを蓄えすぎた状態である脂肪肝が増加しています。脂肪肝は、内臓に脂肪が貯まった状態であり、「メタボリック症候群」と呼ばれ る、内臓脂肪の蓄積に伴う高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病と強く関連しています。「肝臓の病気= アルコール多飲」というイメージがあるかもしれませんが
従業員が食中毒にかかったときにすべき対応とは。ノロウイルスについても解説
従業員が食中毒にかかったときにすべき対応とは。ノロウイルスについても解説食中毒とは、字のごとく「食べて、毒に、中る(あたる)」ことを意味します。食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です(化学物質やキノコ、 フグなどの中毒を除く)。細菌性の食中毒は夏場がピークですが、ウィルス性の食中毒は冬場に多く職場内で感染が広がる危険もあるため、年間を通じて注意する必要
情報機器症候群とは。PC作業の疲れを防ぐためにできること【VDT】
情報機器症候群とは。PC作業の疲れを防ぐためにできること【VDT】働き方改革や新型コロナウィルスによる在宅勤務(テレワーク)の推進などで、テレビ視聴やPC、スマートフォン、タブレット等のいわゆる“情報機器”へ触れる時間が急増しています。それに伴い眼精疲労や頭痛、肩こり、抑うつ気分といった心身の不調を訴える方が増えています。このような病態の総称を「情報機器症候群」と
頭痛の発症メカニズムと治療法を種類別に解説(片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛・薬剤誘発性頭痛)
頭痛の発症メカニズムと治療法を種類別に解説(片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛・薬剤誘発性頭痛)頭痛はストレスと強い関連があり、労働者の方が悩む自覚症状で最も多いものの一つです。頭痛は主に機能性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛などの慢性頭痛)と二次性頭痛(くも膜下出血などに伴う頭痛)に分類されますが、機能性頭痛の有病率は片頭痛が5〜10%、緊張型頭痛が約20%であるといわれており、4人に1人は頭痛に悩
職場で起こりやすい急性腰痛症と予防策。すぐ受診すべき危険な腰痛とは
職場で起こりやすい急性腰痛症と予防策。すぐ受診すべき危険な腰痛とは腰痛は肉体労働だけではなく、事務系企業でも非常に多く見かける病気の一つです。厚生労働省の調査では全国に2800万人の患者がおり、40〜60代の約4割が腰痛に悩んでいると言われています。仕事との関連で起こりやすい腰痛には、重い荷物などを持ったときに 発症する急性腰痛があります。また、テレワーク