肝臓の働きと病気。健康診断と生活習慣で肝臓を守る(ウイルス性肝炎・脂肪肝)
肝臓の働きと病気。健康診断と生活習慣で肝臓を守る(ウイルス性肝炎・脂肪肝)肝臓は右の肋骨の裏側にある、ヒトの体の中で一番大きな臓器です(重さは体重の約2%です)。肝臓は身体で必要なたんぱく質を合成したり、有害物質を解毒したり、消化液を分泌するなど、生きていく上で必要な様々な働きを持っています。肝臓は予備能力が非常に大きい臓器であり、病気になっても自覚症状が出にくいため 「
脂肪肝とメタボリックシンドローム。お酒と関係のない脂肪肝も解説
脂肪肝とメタボリックシンドローム。お酒と関係のない脂肪肝も解説昨今、肝臓がエネルギーを蓄えすぎた状態である脂肪肝が増加しています。脂肪肝は、内臓に脂肪が貯まった状態であり、「メタボリック症候群」と呼ばれ る、内臓脂肪の蓄積に伴う高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病と強く関連しています。「肝臓の病気= アルコール多飲」というイメージがあるかもしれませんが
従業員が食中毒にかかったときにすべき対応とは。ノロウイルスについても解説
従業員が食中毒にかかったときにすべき対応とは。ノロウイルスについても解説食中毒とは、字のごとく「食べて、毒に、中る(あたる)」ことを意味します。食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です(化学物質やキノコ、 フグなどの中毒を除く)。細菌性の食中毒は夏場がピークですが、ウィルス性の食中毒は冬場に多く職場内で感染が広がる危険もあるため、年間を通じて注意する必要
情報機器症候群とは。PC作業の疲れを防ぐためにできること【VDT】
情報機器症候群とは。PC作業の疲れを防ぐためにできること【VDT】働き方改革や新型コロナウィルスによる在宅勤務(テレワーク)の推進などで、テレビ視聴やPC、スマートフォン、タブレット等のいわゆる“情報機器”へ触れる時間が急増しています。それに伴い眼精疲労や頭痛、肩こり、抑うつ気分といった心身の不調を訴える方が増えています。このような病態の総称を「情報機器症候群」と
頭痛の発症メカニズムと治療法を種類別に解説(片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛・薬剤誘発性頭痛)
頭痛の発症メカニズムと治療法を種類別に解説(片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛・薬剤誘発性頭痛)頭痛はストレスと強い関連があり、労働者の方が悩む自覚症状で最も多いものの一つです。頭痛は主に機能性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛などの慢性頭痛)と二次性頭痛(くも膜下出血などに伴う頭痛)に分類されますが、機能性頭痛の有病率は片頭痛が5〜10%、緊張型頭痛が約20%であるといわれており、4人に1人は頭痛に悩
職場で起こりやすい急性腰痛症と予防策。すぐ受診すべき危険な腰痛とは
職場で起こりやすい急性腰痛症と予防策。すぐ受診すべき危険な腰痛とは腰痛は肉体労働だけではなく、事務系企業でも非常に多く見かける病気の一つです。厚生労働省の調査では全国に2800万人の患者がおり、40〜60代の約4割が腰痛に悩んでいると言われています。仕事との関連で起こりやすい腰痛には、重い荷物などを持ったときに 発症する急性腰痛があります。また、テレワーク
肩こり・腰痛予防のために職場と自宅それぞれでできることとは【体操紹介】
肩こり・腰痛予防のために職場と自宅それぞれでできることとは【体操紹介】パソコン業務が多い会社で多い健康問題として、肩こりや腰痛があります。厚生労働省の調査では、肩こりについては、働く方の5割以上、腰痛については、約4割の方が悩んでいると言われています。テレワークによる影響で、普段よりも活動量が低下し、筋力や柔軟性が低下していることも拍車をかけているのではない
夏バテの原因と個人・企業ができる対策(食事・日常生活・職場)
夏バテの原因と個人・企業ができる対策(食事・日常生活・職場)夏バテとは「夏の暑さが原因で生じる体調不良」の総称であり、特定の病気を指すものではありません。しかし近年酷暑が続いていることもあり、夏バテで調子を崩している人は少なからずいるのではないでしょうか?温暖化やヒートアイランド現象の影響で、夏場の気温はどんどん暑くなっています。夏バテそのものは、暑さが和ら
時期別の職場における熱中症予防対策を紹介
時期別の職場における熱中症予防対策を紹介ヒートアイランド現象や地球温暖化の影響で、近年夏場の気温がどんどん高くなっています。例えば東京では、気温が30℃を超える時間数は1980年代に比べて1.7倍に増加しています。またクールビズや節電に関連して冷房温度が高く設定されるようになり、オフィスでも熱中症のリスクは高まっています。熱中症は重症度
メンタルヘルス不調の早期発見のポイント【上司の対応チャート付き】
メンタルヘルス不調の早期発見のポイント【上司の対応チャート付き】メンタルヘルス不調の兆候を早めに発見し、適切に対処すれば、体調を大きく崩してしまうことを予防できます。ただ、不調を自覚していても「疲れているだけだ」「そのうち良くなるだろう」「もう少しがんばろう」などと考えて、様子を見ているうちに、症状が深刻になる人もいます。メンタルヘルス不調の兆候は