時期別の職場における熱中症予防対策を紹介
ヒートアイランド現象や地球温暖化の影響で、近年夏場の気温がどんどん高くなっています。例えば東京では、気温が30℃を超える時間数は1980年代に比べて1.7倍に増加しています。またクールビズや節電に関連して冷房温度が高く設定されるようになり、オフィスでも熱中症のリスクは高まっています。
熱中症は重症度によって症状が異なり、安静にして十分な水分・塩分を摂取することで回復が期待できる場合もあれば、重度の場合は、早急に病院搬送が必要となります。
本資料のフローチャートを参考にしていただき応急処置にお役立てください。熱中症予防のための労働衛生教育を行うことは、従業員、そして企業を守ることに繋がります。
正しい知識を提供して、職場の熱中症予防対策の推進にご活用いただければ幸いです。
CONTENTS / 13ページ
- はじめに
- 熱中症とは?
- 熱中症の症状
- 熱中症の危険性
- 職場における熱中症の特徴
- 令和4年職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)
- 熱中症への対応
- 熱中症にならないために
- 職場の熱中症予防対策(1) 準備期間(4月)にすべきこと
- 職場の熱中症予防対策(2) 5月~9月にすべきこと
- 職場の熱中症予防対策(3) 重点取り組み期間(7月)にすべきこと
- さいごに
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衛生講話資料「夏バテ」
近年酷暑が続いていることもあり、夏バテで調子を崩している人は少なからずいるのではないでしょうか?温暖化やヒートアイランド現象の影響で、夏場の気温はどんどん暑くなっています。
体調が優れない状態で仕事をすることは、パフォーマンスに大きく影響を及ぼします。また、無理を重ね体調不良を慢性化すると、熱中症リスクを高め、夏風邪 やメンタル不調の誘因にもなります。
従業員に暑い夏を乗り越えるためのアドバイスをお伝えするためにご活用ください。
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衛生講話資料「飲み物の注意点」
特に気温が高くなる夏場は、熱中症予防のために、こまめな水分摂取を行うよう心がける人が多くなります。それは正しい対応である反面、飲料の種類によっては、予想以上に糖分や塩分が含まれていることがあります。
これらの飲み物を摂取する際に注意が必要なのが、いわゆる「ペットボトル症候群」です。「熱中症を予防したいから」と健康のために摂取した飲み物が体内で悪循環を起こし、その結果、意識障害や命の危険を伴う危険な状態に陥ることがあります。正しい水分補給で、健康な体を作るため、従業員の皆様への情報提供にご活用ください。
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衛生講話資料「応急処置」
比較的安全なオフィス業務であっても、「つまずいて捻挫した」「カッターで手を深く切った」「転倒して頭を打った」などの事故が起こる場面は少なくありません。ましてや建築現場などで危険作業を行う際には、緊急時の応急処置について学んでおく必要があります。
この資料では、熱中症をはじめ、捻挫・骨折・切り傷・鼻血・頭部打撲・やけど・てんかん発作における応急処置について説明しています。従業員教育にご活用ください。
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リーフレット「熱中症」
この資料では、熱中症の症状や応急処置、日頃からできる対策についてPDF資料1枚でまとめています。健康だよりや掲示ポスターなど社内の啓発活動にご活用ください。
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リーフレット「夏バテ」
この資料では、夏バテの症状や原因、予防するために日頃から取り組めることや、おすすめの栄養素や食材についてPDF資料1枚でまとめています。健康だよりや掲示ポスターなど社内の啓発活動にご活用ください。
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投稿を表示産業保健師をしております。
いつも大変参考になります。
弊社でも、Withコロナでの熱中症予防対策をふまえて予防周知しています。
今年は、屋内についても厚労省から状況によるマスクを外すことが示されたりしていますが、
従業者が屋内での取り外し条件を正しく認識してくださるか、という観点と、
作業場所によっては、空気が滞留しやすい場所があるなどもあり、
屋内でのマスクはまだ解除としていない状況です。
※屋内でも熱中症にはなり得ること、喉が渇く前からのこまめな水分摂取と周知