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2024/04/08 16:34
産業保健師
1.産業保健師とは
産業保健師は、労働者や事業者を含むすべての人々の健康と労働の調和を保ち、労働生産性の向上と持続可能な社会を目指します。産業保健師は、看護学を基盤に、経営的視点を持ちながら、公平で公正な立場から事業者と労働者の自主的な取り組みを支援します。健康課題を抽出し、課題解決のために事業場内外と連携し、労働者の健康行動を促進し、安全な職場環境を作り上げる役割を果たします。
参考)日本産業衛生学会 産業保健看護部会 産業保健看護の定義より
2.仕事内容について
産業保健師は産業医と違い、法律で配置義務が定められているわけではありません。そのため、企業によって求められる役割や実際の仕事内容も大きく異なることが特徴として挙げられます。代表的な仕事についてご紹介します。
健康診断と健康指導
- 年に数回実施される健康診断の実施。
- 健康診断結果を踏まえた健康指導や生活改善のアドバイス。
相談対応
- 従業員の健康に関する相談に応じる。
- 職場の人間関係の悩みやストレスにも耳を傾ける。
職場の健康管理
- 勤務状況(残業時間など)が従業員の健康を損ねていないか調査。
- 企業に対して健康を維持するための提案を行う。
安全衛生対策
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