自分らしく働く~フリーランス保健師という選択肢
働き方が多様となる現代において、自身の働き方やキャリアについて悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。本記事では働き方の選択肢を増やすこと、またフリーランスとして働くことについて、その他会社勤めでも役立つタスク管理についてご説明します。
【目次】
1. 開業のメリット・デメリット
2. 開業に必要なスキルと知識
3. 効率的なタスク管理とは
1.開業のメリット・デメリット
①やりたいことを仕事にできる↔企画・運営・事務など全て自分
やりたいと思うことをメインにした事業を展開できるため、自分の信念をもって仕事をすることができます。
やりたいことを仕事にできる反面、色々な作業は雑務も全て自分でやる必要があり、やりがいもあり、大変だと感じることも多くあります。
②時間やスケジュールが自由↔ONとOFFの区別が曖昧
家族の予定で仕事のペースを調整したり、平日などの安いときに旅行に行きやすくなるなど、自分の予定でスケジュールを調整できることはメリットだと感じています。
しかし、自分の中でオンとオフの区別をつけないといつでもどこでも仕事ができてしまいます。自分で意識しないと曖昧になり、切り替えやメリハリをつけるのは慣れるまではつけられていなかったと思います。
③お客様の笑顔がダイレクトに感じられる↔満足度や口コミもリアル
研修等を開催すると、感想を直接もらえるため喜びが大きいと思います。その分、もっとやれることはなかっただろうかと常に反省、ブラッシュアップが必要だと感じています。
④決断力と行動力がアップ↔スキルアップが必要
本当に全て自分で決めて自分で動いてやり、責任も自分でとらなければいけないため自分自身で動いて決める力は格段にあがります。決断するためにはそれについての知識がないと決断できないし、会社が研修や情報を準備してくれるわけではないので、日々勉強スキルアップが必要です。
⑤視野が広がる↔情報に振り回される
色々な業種の方に出会ったり、色々なビジネスの形をみることができ視野がひろがります。その分必要以上に影響を受け、自分のやり方や考えが揺らいでしまうことがあります。
自分の軸をより明確に持っておくことが大切だと感じています。
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2.開業に必要なスキルと知識
①働き方の選択肢
保健師として、自分がどんな働き方でどんな場所で働いてみたいかを考えてみると、様々なフィールドが見つかります。また、雇用形態に着目すると働きたい形が見つかります。
1種類に絞る必要はなく、掛け持ちをすることも可能です。
②開業前に身に着けたいスキル
・自分の強みを分析する
好きなこと、苦手なこと、やってみたいことなどを書き出してみると自分の強みがわかります
・開業に必要な最低限の知識を身に着ける
開業の仕方や、経理のこと、委託するときの契約関係などを身に着けるようにしましょう
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3.効率的なタスク管理とは
①スケジュール管理のコツ
・年、月、週、日で考える
・やりたいこととやるべきことを分けて考える
・期限内にできなくてもOKという気持ちを持つ
②毎日のタスク管理のコツ
手帳にタスクをチェックボックスを付けて細かく書き出します。タスクを書き出したら、優先順位をつけて本当にその日のうちにやらなければならないものから手をつけていきます。
タスク管理は、会社勤めでも必要であり、苦手に感じられている方も多くいらっしゃると思うので、ぜひ取り入れてみてください。
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情報提供者
古谷しづか(看護師, 保健師)
株式会社フルーナ代表取締役
健康経営エキスパートアドバイザー|日経X womanアンバサダー
Voicyパーソナリティ|男の子3人のママ