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講話資料

ペットボトル症候群とは。熱中症予防で注意すべき水分摂取

特に気温が高くなる夏場は、熱中症予防のために、こまめな水分摂取を行うよう心がける人が多くなります。それは正しい対応である反面、飲料の種類によっては、予想以上に糖分や塩分が含まれていることがあります。健康的なイメージのあるスポーツドリンクですが、実は500mlあたり20gを超える糖質を含むものが多く、医学的には「砂糖入り飲料」に分類されます。砂糖入り飲料だけでなく、フルーツジュースは健康的なイメージが先行していますが、やはり糖分量が多いため飲み過ぎには注意が必要です。
これらの飲み物を摂取する際に注意が必要なのが、いわゆる「ペットボトル症候群」です。「熱中症を予防したいから」と健康のために摂取した飲み物が体内で悪循環を起こし、その結果、意識障害や命の危険を伴う危険な状態に陥ることがあります。
今回は、清涼飲料水摂取の健康上の注意点について紹介しています。正しい水分補給で、健康な体を作るため、従業員の皆様への情報提供にご活用ください。

 

PDF資料より抜粋

「ペットボトル症候群」とは、砂糖入り飲料を飲むと、糖分が急速に吸収されて血糖が上がります。高血糖は体内 の浸透圧上昇を介して喉が乾くきっかけになり、さらに砂糖入り飲料を飲みたくな る…という悪循環に入ります。その結果、著しい高血糖(=重度の糖尿病)が原因 で意識障害や命の危険を伴う危険な状態に陥ることがあり、これを「ペットボトル 症候群」と呼びます。 特に血糖値が高めの人は、「喉が渇いたから」「熱中症を予防したいから」といっ た理由でスポーツドリンクなどの砂糖入り飲料を多飲することは絶対にやめましょ う。

CONTENTS / 7ページ

  1. はじめに
  2. スポーツドリンクや清涼飲料水に含まれる糖分量
  3. 100%フルーツジュースも危険!
  4. 「ペットボトル症候群」とは?
  5. 「カロリーゼロ」「無糖・微糖」飲料にも注意が必要
  6. おわりに

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