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生活習慣を改善するための認知行動療法メソッドとは?

近年、日々の食事や運動、睡眠といったさまざまな生活習慣のなかで、心と体に影響を及ぼす思考や行動、状況の捉え方を改善する「認知行動療法」への関心が高まっています。自社で働く従業員の健康増進をサポートするには、健康を阻害する思考や行動を把握し、慢性的な生活習慣からの「行動変容」を促すことが大切です。

従業員の健康保持にコストをかけて心身の健康を守ること、それは企業のリスク管理につながる健康投資となっています。

この記事では、生活習慣を改善する認知行動療法とはどのようなものなのか、具体的に解説したうえで、行動変容の促進における課題とその対処法をご紹介します。

CONTENTS


1.生活習慣とは?
2.認知行動療法とは?
3.行動変容の課題と対策
4.まとめ


1.生活習慣とは?

生活習慣は「食事」「運動」「睡眠」「喫煙」「飲酒」「休養」など、日常生活で繰り返されるパターン化されたライフスタイルを指します。これらの習慣は直接的にも間接的にも健康に大きな影響を及ぼします。世界保健機関(WHO)では、「健康」を「肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態」と定義しています。日々の生活習慣を整えることが、心身の健康を保つ鍵です。

2.認知行動療法とは?

認知行動療法は、心と体に大きな影響を及ぼす生活の質を改善し、健康を維持するためのメソッドです。対象者の思考や行動の癖を把握し、パターンを整えて行動変容を促す治療法です。このメソッドは思考や行動に基づき、心と体を改善に向けて整えていきます。認知療法と行動療法を基礎とし、偏った考え方や行動を整えることで健康をサポートします。

3.行動変容の課題と対策

特定健康診査(特定健診)が2008年度からスタートし、生活習慣病の予防や医療費の適正化を目的としています。特定保健指導対象者の多くはリピーターであり、長期的な行動変容を促す指導が求められます。しかし、対面での面談が面倒だったり、制限が多くモチベーションが続かないなどの課題があります。

これらの課題を解決するために、インターネットを利用した新世代ヘルスケアプログラムが有効です。オンライン完結型なら、スマートフォンでいつでもどこでも指導を受けられ、継続のハードルを下げることができます。

4.まとめ

認知行動療法は、思考や行動に働きかけて問題を解決する治療法であり、日々の生活スタイルを見直し健康を維持するための重要なメソッドです。行動変容を成功させるには、モチベーションコントロールと長期的な改善が必要です。企業は、従業員の健康を経営課題として位置づけ、専門家による支援プログラムを導入することが求められます。継続的なサポート体制が、行動変容の成功に繋がります。

もっと詳しく知りたい方はこちら

出典

アドバンテッジJOURNAL
生活習慣を改善するための認知行動療法メソッドとは?


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