職場巡視チェックリスト(工場版)【Excelテンプレート】


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作成:さんぽLAB運営事務局 保健師
監修:難波 克行 産業医
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 健康経営事業本部 顧問
職場巡視とは
職場巡視とは、作業方法や衛生環境が、働く人の健康に有害な影響を与えるおそれがないか確認していく行為で、労働安全衛生規則では、従業員が50人以上いる事業所では、衛生管理者が週1回、産業医は1か月に1回(※条件を満たせば2か月に1回)の実施が義務付けられています。(労働安全衛生規則第11条、第15条)
※条件
会社から産業医に所定の情報(衛生管理者の職場巡視結果や長時間労働対象者・労働時間など)が毎月提供される場合
職場巡視チェックリストの活用について
こちらの書式は、工場での職場巡視を想定して作成したチェックリストです。
工場と言っても、製造・加工する製品によって職場環境や作業内容は大きく異なります。そのため、職場巡視で着目すべきポイントも工場ごとに違ってきます。
こちらのチェックリストを参考に、機械設備の保全状況、化学物質の管理、高温・低温環境での対策、転倒防止など、工程ごとのリスクアセスメントに基づき必要な項目を追加してご利用いただければと思います。
職場巡視について、記録の保存は法律では義務づけられていません。しかし、実施した記録として衛生委員会の議事録と合わせて3年間保管しておくとよいでしょう。
オフィス版はこちら▼

目的
・衛生管理者、産業医の職場巡視記録として使用
・改善箇所を職場に伝え、共有する。
・同じ書式を継続的に使用することで、以前指摘した箇所が改善されているかを確認する。
注意すべきこと
・ただ報告するのではなく、職場側に適切にフィードバックを実施し、職場環境改善につなげましょう。
・改善されているか確認することも重要です。
・悪い部分だけでなく、よい部分も確認し、伝えることも大切です。
・指摘箇所や良好事例などは写真を撮っておくとよいでしょう。対策後・改善後などの様子も写真に撮っておくと、報告や水平展開の際に役立ちます。
・チェックリストの内容は定期的に見直し、必要な項目があれば追加し、必要なくなった項目を削除しましょう。
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