さんぽLAB

講話資料

パワハラを防ぐためのアンガーマネジメント。衝動・認知・行動のコントロール方法を紹介

怒りは基本的な感情の一つであり、ストレス状況で怒りの気持ちが生じること自体は自然なことです。しかし、感情をコントロールできなくなると周囲とのトラブルや職場環境の悪化、さらにはハラスメントなどの大きな問題につながってしまいます。​
怒りは基本感情でありなくすことはできませんが、トラブルを防ぐためにコントロールすることは可能です。そのための技術をアンガーマネジメントと呼びます。アンガーマネジメントは、大きく分けて衝動、認知、そして行動のコントロールが必要となります。
怒りのコントロールに失敗してしまうと、被害者を傷つけるだ けではなく、加害者側の人生が壊れてしまう可能性もあります。職場の仲間や環境、自分や家族を守るためにも、怒りの気持ちをうまくマネジメントする技術を身につけましょう。

PDF資料より抜粋

怒りには他の感情と違う性質がいくつかあります。  1.怒りは2次感情である  多くの場合、怒りの裏には別の感情が隠れています。元々持っていた不安や疲れ、抑うつなどの感情(1次感情)が自分のキャパシティを超えてしまったとき、怒りの感情として外に現れます。  例:通勤時の満員電車で足を踏まれた場合 不安なし:みんな大変だし仕方ないか。 不安あり:ただでさえ会社に行くのが辛いのに我慢できない!    2.コントロールし辛く連鎖しやすい  怒りは非常に強い感情であるため抑えにくく、「激しく怒鳴る」「物に当たる」など不適切な言動をしてしまい、冷静になってから後悔することが稀ではありません。また、他の人にも伝播しやすく、一人でも怒りをコントロールできない人がいると、職場全体の雰囲気が悪くなってしまいます。

CONTENTS / 12ページ

  1. はじめに
  2. 怒りとは
  3. 怒りの性質
  4. アンガーマネジメントとは
  5. 衝動のコントロール:6秒ルールを学ぶ
  6. 認知のコントロール①怒りの裏にある感情や認識を知る
  7. 認知のコントロール② 相手の立場に立ってみる(リフレーミング)
  8. 行動のコントロール① 前向きに行動を変えてみる
  9. 行動のコントロール② 怒り方を工夫する
  10. おわりに

※PDF資料はさんぽLAB会員のみダウンロード可能です。無料会員登録の上、ダウンロードください。


◇おすすめ動画

ハッシュタグを押下して関連ページを検索↓

コメントする