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生活習慣改善に関する記録用紙(セルフモニタリング)

健康診断後に行う保健指導などで、対象者の生活習慣の改善を支援するセルフモニタリングの活用法と、現場で使える記録用紙をいくつかご紹介します。セルフモニタリングとは、自分自身の状態を記録することで、生活習慣の課題に気づくきっかけとなり、より好ましい行動を実践・定着しやすくするための支援方法です。

セルフモニタリングの活用例としては、以下のような方法があります。
記録用紙に記入するほか、スマートホンのアプリを利用して記録する方法などもあります。対象者の状況や課題に応じて使い分けてください。

・    保健指導の実施前に、1~2週間ほど記録をしていただき、面談時に改善点について対象者と一緒に確認をする

・    初回の面談にて生活習慣改善に向けて目標を立て、2回目の面談までに記録してきていただくことで新しい生活習慣の定着を促す

・    記録を定期的に確認し、出来た点を称賛しモチベーションをアップ、続けられない理由を探り目標設定の変更など効果的な支援につなげる

・    健康増進のため、自己管理の一環としてセルフモニタリングを勧める

以下に、生活習慣のそれぞれの項目ごとのセルフモニタリングの方法や、厚生労働省が提供する保健指導で使える資料、記録シートの例をご紹介します。


身体活動量


2023年に改定された「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」(厚生労働省)では、「歩行とそれと同等以上の身体活動を1日60分以上」の身体活動(目安:1日約8000歩以上)や、週2〜3回の筋力トレーニングが推奨されています。
しかし、実際に取り組む上では、対象者の状況に合わせて取り組みやすい目標設定を行いましょう。例えば、「+10(プラス・テン)」の取り組みにもあるように、日常生活で少しでも(今より10分多く)身体活動量を増やすことなどからはじめても良いでしょう。

記録シート_身体活動編_230823 (mhlw.go.jp)|厚生労働省(e健康づくりネット)

リーフレット_身体活動編_230823 (mhlw.go.jp) |厚生労働省(e健康づくりネット) 


減量


減量には時間がかかるので、目標達成のために今日から取り組めそうな短期的な目標設定と日々の体重測定の記録が効果的です。3〜6ヶ月で現在の体重から3%程度、1ヶ月に1%程度の減量が推奨されています。

健康な体づくりのための生活習慣見直しシート(男性版)|厚生労働省(e健康づくりネット)

BMI改善シート2種 (mhlw.go.jp) |厚生労働省(e健康づくりネット)

ツール_BMI (mhlw.go.jp) |厚生労働省(e健康づくりネット)


飲酒


飲酒記録をつけていただくことで、対象者の普段の飲酒量や頻度を確認し、どのような時に飲み過ぎてしまうのか、お酒を多く飲み過ぎない方法について一緒に振り返り対策を考えることが重要です。

【男性】

アルコール男性_飲酒日記 (mhlw.go.jp)leaf-alcohol-male.pdf (mhlw.go.jp) |厚生労働省(e健康づくりネット)

leaf-alcohol-male.pdf (mhlw.go.jp) |厚生労働省(e健康づくりネット)

【女性】

アルコール女性_飲酒日記 (mhlw.go.jp) |厚生労働省(e健康づくりネット)

アルコール女性_ツール (mhlw.go.jp) |厚生労働省(e健康づくりネット)

 

 

上記の資料はe健康づくりネット(厚生労働省)のサイトからもダウンロードできます。


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