ARM_運営事務局
2024/03/04 11:47
さんぽセンター
1.さんぽセンターとは
さんぽセンターとは、産業保健支援センターの略称で、産業保健に関わる全ての人に対し、無料で産業保健に関する研修や相談、情報提供などを提供している機関です。
さんぽセンターは、都道府県ごとに設置され、産業保健スタッフを支援すると共に、事業所の健康管理への啓発を行っています。
2.さんぽセンターの役割
さんぽセンターの役割は次の通りです。
■相談窓口
産業医や保健師などの専門スタッフにより相談窓口が設置されており、電話やメールなどで相談することができます。
■研修
産業医等の専門職より、産業保健に関する専門的かつ実践的な研修を定期的に開催しています。また、講師の紹介等の支援も行っています。
■情報提供
ホームページやメールマガジン、情報誌等で産業保健に関する情報提供を行っています。
また、図書や教材などの貸し出しや閲覧も行っています。
■広報・啓発
事業者を対象として健康管理などに関するセミナーを実施しています。
■地域窓口の運営
産業医の選任義務がない「労働者数が50名未満の小規模事業所」への支援を目的として、地域窓口(地域産業保健センター)を、おおむね労基署の管轄地区へ設置しています。
地域窓口では、登録産業医や登録保健師等が整備されており、法令に基づく保健指導等のサービスを原則無料で受けることができます。※利用制限あり
産業医のいない小規模事業所は、地域窓口を有効に活用すると良いでしょう
<具体的な活用方法の例>
■長時間労働者へ医師による面接指導
■健康診断結果に基づく医師や保健師による保健指導や健康相談
■職場復帰に関する相談
■作業環境のリスク評価や改善方法の相談
3.さんぽセンターに関連するコンテンツ
動画
記事
法令チェック
▼用語まとめ記事はこちら▼
コメントする