ARM_運営事務局
2024/02/09 11:00
メンタルヘルス不調の復職支援:在宅勤務での復職の可否判定
最近、在宅勤務を導入している企業が増えてきました。メンタルヘルス不調の職場復帰支援において、在宅勤務制度が利用できる場合、復職可否の判断をどう行えばよいのでしょうか? 在宅勤務制度が利用できる場合の職場復帰支援について、解説する動画を作成しました。
この動画では、メンタルヘルス不調の回復の段階を、便宜上、レベル1からレベル6の6段階に分けて説明しています。回復の様子は、生活記録表を使って確認し、週に5日間の外出練習を行って、レベル6まで回復したことを確認してから復職するようにします。レベル6に回復したかどうかは、生活記録表を用いて、次の基準で判断します。
- 平日は、出勤に間に合う時間に起きている
- 月曜〜金曜の週5日間、9時〜15時ごろまで外出して過ごしている
- このような生活が2週間以上続いている
在宅勤務やハイブリッド勤務の場合でも、職場復帰の際にはレベル6の回復が必要になります。つまり、週5日間の出社練習を行って復職可否の判断を行います。動画では、生活記録表を用いた復職支援の方法について、わかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
CONTENTS
・はじめに
・メンタルヘルス不調の回復の様子
・復職可否の判断基準
・在宅勤務の場合の復職可否の判断基準
・まとめ
情報提供:難波 克行 先生(産業医/労働衛生コンサルタント)
アドバンテッジリスクマネジメント 健康経営事業本部 顧問
アズビル株式会社 統括産業医
メンタルヘルスおよび休復職分野で多くの著書や専門誌への執筆
YouTubeチャンネルで産業保健に関わる動画を配信
代表書籍
『職場のメンタルヘルス入門』
『職場のメンタルヘルス不調:困難事例への対応力がぐんぐん上がるSOAP記録術』
『産業保健スタッフのための実践! 「誰でもリーダーシップ」』
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