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コーピングリストとは?作り方や種類、具体例を解説【ストレス対策】

ストレスの原因となる「ストレッサー」にうまく対処しようとすることを、心理学では「コーピング」または「ストレスコーピング」といいます。「コーピングリスト」とは、コーピングを実践するための行動をまとめたものを指します。

CONTENTS


1.コーピングリストとは
2.コーピングの種類
3.コーピングリストの作り方とポイント
4.職場におけるコーピング支援の取り組み
5.従業員のコーピングをサポートする制度構築を


コーピングリストとは

【そもそもコーピングリストとは】
コーピングとは、ストレスへ対処するために行うセルフケアの行動のことで、ストレスコーピングとも呼ばれます。ストレスを解消するだけでなく、どのように向き合うかという「認知」などのプロセスを経て、ストレスへの対処を考えます。
【ストレスに対処するためのコーピングリストとは】
コーピングリストとは、ストレスを感じた際の自分なりの対処法や工夫をリスト化し、まとめたものです。

コーピングの種類

コーピングは大きく分けて以下の3つの種類があります。
・問題焦点型
・情動焦点型
・ストレス解消型

コーピングリストの作り方とポイント

3つポイントをご紹介します
・ポジティブな状態でストレス解消法を書き出す
・対処法を実践する
・効果を検証する

職場におけるコーピング支援の取り組み

【ストレスケアに関する研修の実施】
研修を通して、人がストレスを感じやすい行動などを知り、自分なりの対処方法を習得します。役職によってストレスの要因が異なる点を踏まえ、管理職向け、若手社員向け、新入社員向けのように、内容を分けて行うのも効果的です。
【メンター制度や1on1の実施】
メンター制度や1on1を導入することも一つの方法です。メンター制度とは、若手の従業員が上司以外の先輩従業員から助言や指導をもらう教育制度です。
一方1on1は、上司と部下が1対1で対話をする場を設けることです。1on1を通して、部下が感情や問題の整理をすることで、ポジティブな意識への転換やストレスの軽減が可能となります。
【サーベイの導入】
サーベイを導入すると、従業員自身が状態を把握し気づきにつなげられるとともに、企業は組織のストレスの程度や満足度を把握したり、社内で起きている課題をすくいあげたりすることも可能です。
【気軽に相談できる窓口の設置】
従業員が気軽に相談できるカウンセリング・相談窓口を設置しましょう。

従業員のコーピングをサポートする制度を

ストレスの多い現代社会において、上手にストレスに対処するスキルを身につけることは非常に重要です。
また、企業にとっても生産性の向上や離職率の低下、人材確保が期待できます。

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出典

アドバンテッジJOURNAL
コーピングリストとは?作り方や種類、具体例を解説

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