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③戦略マップとPDCAの連動【健康経営データ活用セミナー】

健康経営データ活用セミナー

戦略マップとPDCAの連動について解説!

1月25日に健康経営データ活用セミナー~戦略マップ活用・データを加味した戦略の立て方とPDCAサイクルとの連動~(録画配信)を開催いたしました。
主テーマが『健康経営のデータ活用』ということで、かなり実践的な内容となっておりました。本記事では、一部の内容についてご紹介できればと思います。

セミナーの内容について

今回のセミナーは以下4つのポイントで構成されていました。

1.健康経営で必要な情報

①健康経営に必要な情報【健康経営データ活用セミナー】

2.戦略マップの作成とデータの紐づけ

②戦略マップとデータ活用【健康経営データ活用セミナー】

3.戦略マップとPDCAの連動

4.健康課題解決に向けたアプローチ

今回は3.戦略マップとPDCAとの連動で触れた、『健康経営戦略におけるPDCAの意義』についてご紹介いたします。

・健康経営戦略におけるPDCA

前提として、健康経営でPDCAを回す理由は投資対効果を分析するためです。
期待した健康関連の最終的な目標に到達していない場合、個別の投資項目に紐づく施策の取り組み状況に関する指標や従業員の意識変容・行動変容に関する指標がどのような状態であるかを把握します。そしてPDCAを回し目標を目指す必要があります。

前提を説明いただいた上で、健康経営を進めていく際に重要になってくるPDCAについて、どのように当てはめていくのかを解説いただきました。

具体的には、健康経営の目標設定と計画の作成がP(Plan)、健康投資を実施することがD(Do)、課題に対する進捗・評価がC(Check)、そして改善をすることがA(Act)となります。下記の図も参照ください。

健康経営におけるPDCA

※2022年産業医科大学特別講演シリーズ"健康経営を科学する"健康経営におけるPDCA  梶木繁之先生資料をもとに当社が作成

健康経営度調査を提出している法人の内、効果検証をしている割合についてご存じでしょうか?
令和4年度健康経営度調査の結果概要資料によれば90.6%もの法人が施策の結果に留まらず生活習慣の意識や意識の改善状況まで検証していました。
しかし、効果検証を踏まえた改善まで着手できている法人についてはバラつきが見られました。

健康経営の効果検証

健康経営を推進していく上で、目標を達成するためにもPDCAを回すことは特に重要です。
効果のある健康投資をしていくためにも、継続して施策を改善していきましょう。


本記事では、戦略マップPDCAの連動についてご紹介いたしました。
次回は健康課題解決に向けたアプローチに関してご紹介できればと思います。
引き続き健康経営に関する情報も発信してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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