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健康経営戦略マップの作り方と活用の仕方を徹底解説~戦略マップで意義あるPDCAを回そう~

自社における健康経営戦略のストーリーを「見える化」し、社内外に共有しながら効果的にPDCAサイクルを回すのを助けるフレームワークツールが「健康経営戦略マップ」です。しかし、数多くの健康経営課題や施策を一つのマップにどう落とし込めばよいか、定性的になりやすい評価指標をどう定量化すればよいか、悩んでいる健康経営担当者は少なくないのではないでしょうか。

そこで、本記事では健康経営戦略マップの機能や構成要素といった基本事項から、作成する際のポイントまでひととおり解説します。また、戦略マップを起点に健康経営課題にアプローチするカギとなる「データ」の活用方法もご紹介します。自社における健康経営戦略マップの作成、活用の参考にしてみてください。

CONTENTS


1.戦略マップとは
 ・戦略マップが果たす機能
 ・戦略マップの構成要素
2.戦略マップ作成のポイントは「PDCAとの連動」
 ・健康投資効果を「アウトプット」と「アウトカム」に細分化する
 ・戦略マップをマッピングするときのポイント2つ
3.戦略マップを起点に健康経営課題にアプローチするカギは「データ」
 ・具体例:プレゼンティーイズム低減
4.データドリブンの健康経営を支援する「ウェルビーイングDXP」


戦略マップとは

健康経営とは、従業員等の健康の保持・増進のために行う一連の活動を「投資」ととらえ、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することです。したがって、健康経営を実践するためには、活動を行う費用とその活動によって得られる効果を可能な限り客観的に測定し、社内外に伝達する、つまり健康投資を「見える化」することが求められます。
その「健康投資を『見える化』する」仕組みを、経済産業省では「健康投資管理会計」と定義しています。

この健康投資管理会計の考え方のもと、各企業が健康投資をより効果的・効率的に実践するためには、自社における経営課題の解決につながる健康課題を特定し、その課題を解消する具体的な取り組みへ落とし込む必要があります。

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出典

アドバンテッジJOURNAL
健康経営戦略マップの作り方と活用の仕方を徹底解説~戦略マップで意義あるPDCAを回そう~

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