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講話資料

職場でのメンタルヘルス対応のポイントとは。不調のサインや事例性に着目した対応について詳しく解説。

厚生労働省の調査によると、働く人の8割以上が、仕事や職業生活において強い不安やストレスを感じているとされています。メンタルヘルスの不調は、誰にでも起こり得る身近な問題であり、職場全体で取り組むべき大切なテーマです。
しかし、同僚や部下の様子が「いつもと違う」と感じたとき、どのように対応すればよいか悩んでしまうことはありませんか?そんなときは、「病気かどうか」に注目するのではなく、「仕事の中で、どのような困りごとが起きているのか」に目を向けることが大切です。ここで知っておきたいキーワードが「疾病性」と「事例性」です。職場でのメンタルヘルス対応では、特に “仕事上の困りごと” である「事例性」に着目することが重要です。また、相談を受けた際には、一人で抱え込まず、専門職や関係部署と連携することも大切なポイントです。
誰もが安心して働ける職場づくりの第一歩として、職場でのメンタルヘルス対策のポイントについて理解を深めていきましょう。ぜひご活用ください。

PDF資料より抜粋

7.「事例性」に注目することで、職場の対応がどう変わる? 「病気かどうか」ではなく、「仕事で、どんな困り事が起きているか」に目を向けることが、実際の職場対応では重要です。病名よりも、症状や体調が業務にどんな影響を与えているかを把握することで、具体的で建設的なサポートが可能になります。「仕事で困っているようだし、体調もすぐれないなら、産業医に相談してみない?」 → 病名を決めつけず、本人の納得を得ながら支援につなぐ第一歩になります。

CONTENTS / 9ページ

  1. はじめに
  2. こころの健康とは?~企業がメンタルヘルス対策を行う必要性
  3. 気を付けたい心身の不調のサイン
  4. 相談体制・サポート体制を整えておきましょう
  5. 企業が取り組む、メンタルヘルスの「4つのケア」
  6. メンタルヘルス対応を行う上で大切なキーワード 「疾病性」と「事例性」 
  7. 「事例性」に注目することで、職場の対応がどう変わる?
  8. おわりに

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