ARM_運営事務局
2022/11/15 18:03
第1回 産業保健のあり方に関する検討会が開催されました
産業保健のあり方に関する検討会
■出典:厚生労働省
職場における労働者の健康保持増進に関する課題は、メンタルヘルスや働き方改革への対応、労働者の高齢化への対応、女性の就業率の増加に伴う健康課題への対応、治療と仕事の両立支援、テレワークの拡大による課題への対応など、多様化しており、現場のニーズの変化に対応した産業保健体制や活動の見直しが求められています。
法令に基づく産業保健体制が整備されているものの、産業保健活動が効果的に行われず、労働者の健康保持増進が有効に図られていない事業場も多く、より効果的に産業保健活動の推進を図る必要があります。
さらに、産業医の選任義務のない労働者数 50 人未満の事業所においては、産業保健活動が低調な傾向にあり、地域医療・保健との連携なども含め、こうした小規模事業所における産業保健体制の確保と活動の推進が必要です。
現場のニーズを踏まえつつ、より効果的に産業保健活動が推進されるよう、産業保健活動のあり方について、今後検討が進むことが予想されます。
検討のポイントについては下記にまとめていますので、ご参考ください。
【今後の検討ポイント】
- 多様化するニーズに対応した産業保健の位置づけについて
- 取組を推進すべき産業保健活動について
- 産業医と衛生管理者に限定されている現在の仕組みについて、今後のあり方をどう考えるか。
- すでに多くの現場で活動している保健師・看護師は、今後どのように位置づけるべきか。
- 産業保健を担う者の資質向上について。
- 中小企業における産業保健活動について。
- 産業保健活動において、オンライン化・IT技術の活用により効率化ができるものはあるか。
◇資料リンク
・議事次第・資料
・資料1 産業保健のあり方に関する検討会 開催要綱
・資料2 産業保健に関する現状と課題
・資料3 今後の産業保健のあり方に関する論点
・参考資料1 産業保健の現状と課題に関する参考資料
・参考資料2 産業保健業務の具体化に向けた現状整理・課題抽出のためのWG報告書
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