さんぽLAB

講話資料

狭心症と心筋梗塞の原因・予防・治療とは。病院に行くべきタイミングはいつ?

厚生労働省の統計によると、心疾患による死亡者は年間23万人近くに上り​(死因別死亡数では全体の約15%)、癌に次ぐ2番目に多い数字となっています。​その多くを占めるのが、冠動脈(心臓に酸素と栄養を送る血管)が狭窄・閉塞して起こる虚血性心疾患(狭心症と心筋梗塞)です。
狭心症の場合は、冠動脈は狭くなるだけで完全にふさがっていないことが一般的ですが、心筋梗塞の場合は、冠動脈が完全にふさがってしまうため、心筋の細胞が壊死を起こしてしまいます。その結果、心不全や重篤な不整脈など、致死的な合併症を起こすことがあります。
「急に胸のあたりを圧迫されるような痛みや苦しさが出現する」 というのが虚血性心疾患の典型的症状です。体験したことがない胸痛や胸苦しさがみられた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
本資料では、虚血性心疾患の原因や治療、予防などについてご紹介しています。従業員の皆様への情報提供にご活用いただけますと幸いです。

PDF資料より抜粋

7.虚血性心疾患を予防するために虚血性心疾患は、動脈硬化が原因となっている場合が多くあります。そのため、メタボリックシンドロームの 予防が、虚血性心疾患の予防でも大切になります。 日頃から動脈硬化を予防する生活習慣を心がけることが非常に重要です。  【生活習慣改善のポイント】  	・喫煙や過度な飲酒を控える 	 ・毎日続けての飲酒は避けましょう 	 ・タバコは「百害あって一利なし」です。禁煙しましょう    ・バランスの取れた食事と適切な食べ方を意識する 	 ・主食、主菜、副菜とバランスを心がけましょう 	・ストレスを上手にコントロールする 	 ・ストレスは不眠や過食、喫煙に繋がりやすいです 		過度にストレスを溜めすぎない工夫をし、	  ストレス発散方法を見つけましょう 	・無理なく続けられる運動習慣をつける	 ・筋トレやジョギングなど、運動習慣を身につけるのが理想的ですが 	  エスカレーターを使わず階段を使うなど、	  日常の中で少しずつ運動を取り入れる工夫をしましょう

CONTENTS / 10ページ

  1. はじめに
  2. 狭心症とは?
  3. 心筋梗塞とは?
  4. 虚血性心疾患の原因
  5. 自覚症状と病院に行くタイミング
  6. 目の前で人が倒れたら…
  7. 虚血性心疾患の治療
  8. 虚血性心疾患を予防するために
  9. おわりに

※PDF資料はさんぽLAB会員のみダウンロード可能です。無料会員登録の上、ダウンロードください。

ハッシュタグを押下して関連ページを検索↓

コメントする