産業医、産業保健師、人事労務担当者向けに、健診データから個人票を作成できるExcelフォーマットをご用意しました
本フォーマットは、従業員50名未満の事業所様にて、法定健康診断の項目のみを実施・管理されているケースを想定した、シンプルな連名簿フォーマットです。
厚生労働省が示す労働安全衛生規則関係様式の「健康診断個人票(様式第5号(2))」を参考に作成したもので、健診結果、医師による就業区分判定の欄などがA4用紙1枚で管理できるよう構成し、社内で活用する健診結果の様式の統一に役立ちます。
なお、健康診断結果の個人票は、必ずしもこの様式で作成・保管しなければならないものではありません。前述の様式第5号(2)は必要事項の最小限度を示すもので、これらの項目が満たされていれば、様式・レイアウトに制限はありません。また、紙媒体だけでなく、電子媒体での記録の作成・保管も認められています(詳細は「個人票の様式例について」を参照)。
目次
- このフォーマットでできること
- 個人票の様式例について
- 使用方法
- 産業保健における健診結果の個人票とは
- 本フォーマットの特徴
- 本フォーマットの記載項目
- 本フォーマットの活用シーン
- 活用にあたっての注意事項
1. このフォーマットでできること
- 健診結果から健康診断個人票を自動作成
- 最大50名分を一括作成
- 医師意見・就業区分の記録に対応
- 法令対応に必要な記録の整理を支援 こちらからExcel形式でダウンロードいただけます。
2. 個人票の様式例について
本フォーマットの使用以外にも、例えば、以下のような方法が認められています。
- 健診機関が発行した結果用紙の記入欄や余白等に、産業医が就業判定を記載して保管する
- 複数名分をまとめた連名簿形式に、産業医が就業判定を記載して保管する
- 健診結果用紙をPDFなどの電子ファイルで保管する
- 健診結果および産業医意見を、Excelや健康管理システム等で保管・管理する
本フォーマットは、上記の選択肢のうち、
「まずは法定要件を満たす形で、簡便に記録を残したい」
「健康管理業務にて、様式が統一された個人票を活用したい」
という小規模の事業所様向けに、標準的な連名簿形式ファイルを提供するものです。
3. 使用方法
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シート「データベース」をクリックし、普段使用している健診システムから出力したデータや、医療機関から受領したデータを、各項目に一つ一つコピー&ペーストしてください。
個人票は、1回の貼り付けにつき最大50名分まで作成可能です。
※雇用時健診や海外赴任時の健診で、特別な検査項目が必要な場合は、「その他の法定項目」の欄をご使用ください。
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シート「個人票50名分」をクリックし、データが正しく反映されているかをご確認ください。
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印刷画面を開き、プレビューで印刷内容に乱れがないかを確認します。問題がなければ印刷するページ数を指定のうえ、印刷を開始してください。
※注意:印刷枚数未指定の場合は50枚印刷されるため、印刷前にご確認ください。
4. 産業保健における健診結果の個人票とは
健康診断の結果は、単なる結果通知にとどまらず、従業員一人ひとりの健康状態を把握し、その後のフォローや就業判定につなげる重要な情報です。個人票として整理しておくことで、医師・保健師・人事など関係者間の情報共有や、継続的な健康管理がしやすくなります。
具体的な作成目的は下記の通りです。
- 健診結果の整理と見える化
- 産業医・保健師間での情報共有
- 就業判定や事後措置の判断資料としての活用
- 面談や保健指導時の基礎資料
- 継続的な健康状態の把握
5. 本フォーマットの特徴
本フォーマットは、健診データを貼り付けるだけで、個人票を自動作成できるExcelフォーマットです。
- 最大50名分の個人票を一括作成可能
- 健診システムの出力データをそのまま活用
- 印刷用レイアウトに整形済み
- 法定項目を含む幅広い検査項目に対応
6. 本フォーマットの記載項目
定期健診の法定項目(労働安全衛生規則 第四十四条))を基準とし、主に下記項目を記載しています。
- 基本情報(氏名・年齢・所属など)
- 既往歴・自覚症状・他覚症状
- 身体計測(身長・体重・BMI・腹囲)
- 血圧、視力、聴力
- 血液検査(肝機能・脂質・血糖など)
- 尿検査
- 医師の意見、就業区分など
※本フォーマットでは、令和9年(2027年)4月1日施行予定の労働安全衛生規則改正を見据え、血清クレアチニン検査を追加し、喀痰検査を除外した構成としています。
2026年7月時点では改正前の法令が適用されています。運用にあたっては最新の法令をご確認ください。
7. 健康診断結果個人票の活用シーン
- 健診結果から健康診断個人票を作成する
- 産業医による就業判定結果を記録・保管する
- 健診結果と医師意見をまとめて管理する
- 保健指導や面談時の参考資料として利用する
- 健康管理システム導入前の管理帳票として利用する
8. 活用にあたっての注意事項
- 印字内容について、法定項目を中心とした構成としております。事業所独自の検査項目を追加されている場合は、「その他の法定項目」の欄をご使用ください。
- 1ファイルで作成できるのは最大50名分です。
- 健診システム等から出力したデータの項目順とフォーマットの列順が異なる場合、結果が誤った項目へ反映される可能性があります。貼り付け前に項目の対応関係をご確認ください。
- 仕様のカスタマイズについて、本フォーマットは汎用的な利用を目的としており、項目の追加やレイアウトの修正、表示順の変更といった個別のカスタマイズには対応しておりません。
- 企業によっては、個人票フォーマットが指定されている場合があります。その場合は所定様式に沿って活用してください。
- 複数の産業保健スタッフで利用する場合は、必要な情報のみ共有できるよう管理方法をご検討下さい。
- 健診結果は個人情報に該当します。適切な管理とアクセス制御をご実施ください。
- 人事や事業所へ情報提供する際は、本人の個人情報に関する同意の範囲内で取り扱うようにしましょう。
作成:さんぽLAB運営事務局 保健師
監修:難波 克行 産業医
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 健康経営事業本部 顧問







