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講話資料

長時間労働が健康に与える影響とは。裁判例をもとに具体的に解説

近年、長時間労働が心身の健康に悪影響を与えることが広く知られるようになり、労働時間削減が職場の安全衛生活動の主要なトピックスになっています。​また法律改正に伴い、2019年4月からは残業規制強化や有休取得の義務化が実施されました。​
しかし、長時間労働を減らすことは簡単ではありません。長時間労働の健康に与える影響として、脳・心臓疾患(くも膜下出血や心筋梗塞など)が増加すると考えられています。また、心身の疲労は精神疾患の発症や経過にも悪影響を与えることが知られています。
従業員の健康被害を防ぐため、事業所は医師による面接指導の実施や、面接の結果を受け、適切な対応をすることが求められています。長時間労働を減らすため、そして社会的責任として必要とされる適切な対応をするために、本資料をご活用ください。

PDF資料より抜粋

長時間労働を減らすことは簡単ではありません。しかし問題が起きてから対処するのはかえって コストが高くつくものです。また労働時間が長くなると集中力が低下し、かえって労働生産性が 低下することが知られています。以下のような方法で、会社全体の残業時間削減に取り組んでみましょう。長時間労働を減らすための具体的な工夫 ・パソコンのログやタイムカードなど、自己申告以外の方法で  正確な残業時間の確認をする(法的義務) ・年休を取得しやすい環境を作る(年間5日間取得は法的義務) ・衛生委員会の討議し、内容を周知する(法的義務) ・週休2日を徹底する ・仕事が一部の人に偏っていないか確認し、適切な人員配置を行う ・不要な会議、資料作りがないか仕事全体を見直す ・残業代のつかない管理職も、遅くまで残らないようにする  (=本人の残業削減だけでなく部下も帰りやすくなる)

CONTENTS / 14ページ

  1. はじめに
  2. 長時間労働の定義
  3. 長時間労働の健康に与える影響
  4. 会社の法的責任
  5. 三六協定について
  6. 働き方改革関連法について(1)
  7. 働き方改革関連法について(2)
  8. 長時間労働問題に関する事例・裁判例(1)
  9. 長時間労働問題に関する事例・裁判例(2)
  10. 長時間労働問題に関する事例・裁判例(3)
  11. 産業医の面接指導について
  12. 長時間労働を減らすために(1)
  13. 長時間労働を減らすために(2)

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