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講話資料

産業医の具体的職務とは。法令や一般の医師との違い

皆さんは、産業医の職務についてしっかりと理解できていますか?
産業医とは、従業員が健康で安全に働けるよう、専門的な立場から指導や助言をする医師のことです。従業員数が一定規模の事業場では産業医を選任する義務があります。
人事担当者をはじめとする企業担当者は、何が法律で定められているのか、一般の医師との違いなど、産業医の役割を理解しておくことで、よりスムーズに従業員の健康管理のための連携を取ることができ、適切な産業保健活動を推進していくことが可能になります。産業医と連携し、従業員の健康と安全を守り、働きやすい環境づくりを心がけていきましょう。
本資料では産業医の職務についてシンプルに解説しています。
情報提供の際にご活用いただけますと幸いです。

PDF資料より抜粋

産業医の具体的職務、(安全) 衛生委員会へ の出席 職場巡視 健康診断の結果 確認および保健 指導・事後措置 長時間勤務 労働者面接 メンタル ヘルス対応 行政対応 (結核発生時 など) 休職者や復職 希望者への 対応 医療機関と の連携 ラインケアに 関する上司や 人事との相談 一般健康 相談 労働衛生教育 (新人・管理 職研修など)

CONTENTS / 7ページ

  1. 産業医とは
  2. 産業衛生の歴史的経緯
  3. 産業衛生の5管理(3管理+2分野)
  4. 産業医の具体的職務
  5. 長時間労働者面接について
  6. 健診結果の確認および事後措置について
  7. 休復職者対応について

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1 件の返信 (新着順)
ak バッジ画像
2022/05/31 19:23

産業衛生、公衆衛生などもふまえながら企業に対してご意見をいただくことも必要となるので、
産業医にきていただく際には、
会社が産業医の職務(法的なもの、会社としてご依頼したいこと)のビジョンが持てていることが大切だと思います。
※例えば、製造業などで、有機則、特化則など化学物質を使っていると、急性・慢性中毒が生じないような
作業管理、作業環境管理のアドバイスを得たい、など

事業者(人事)-産業医-健康管理部門のスタッフが、産業医の職務が認識合わせができていないと、
相互に動きがとりにくくなるケースもあるかもしれないと感じています。
例えば、産業医の意見を、会社がしっかり耳を傾けて検討をすることがなかなかとれず、
鈍い動きだと、産業医も法令で求められていることなのだがなぁ、
など責任をもって職務が遂行できない不安にかられる可能性もあるかもしれません。

ARM様の資料は、非常に分かりやすく大変参考になります。
これを参考に、会社のカラー(化学物質の管理など)をふまえた職務の見える化ができると良いなと思えました。

【追伸】
産業衛生、講習衛生、3管(作業管理、作業環境管理、健康管理)などについて、
産業医をしてみようと思っていただけた先生が、
産業医研修などで最新情報など得られる機会も、会社としては検討できると良いかなと思いました。
そうした、産業医が研修で学べるような媒体(産業保健推進センターふくめ)の情報も、
得ていけたらと思います。