さんぽLAB

動画

復職支援で訴訟されない! 判例を基に徹底解説

本動画のおすすめポイント

・判例を分かりやすくまとめてあり、企業内でも共有しやすい
・発達障害や適応障害の復職可否の判断のポイント
・意見書と面談記録の書き方


本動画は2023年11月8日(水)に開催した『復職支援で訴訟されない! 判例を基に徹底解説』セミナーの、講演パートを抜粋したものです。復職支援に関わる、実際の判例を用いて訴訟されないように気を付けるポイントや適切な意見書の書き方について具体的に解説しています。
これから復職支援の体制を構築する方から、より充実した復職支援の体制を整えていきたい方まで、皆様にお役立ていただける内容となっています!是非ご覧ください。

◆動画構成◆

①最近の裁判事例から(1分11秒~)

こちらのパートでは2つの判例をもとに、何が問題であったのかをポイントごとに解説しています。
~取り扱う判例~

・産業医の判例が全否定された判例
・適応障害がある方を復職させなかった場合の判例

②発達障害+適応障害の復職可否の判断のポイント(8分30秒~)

発達障害と適応障害の判断の際には、体調の回復と背景の問題を区別して判断することが肝心です。ここでは、発達障害が背景にあり二次的に適応障害になったケースを元に、復職の判断について何を基準にするか、どのようなツール用いるとよいのかポイントを抑えることができます。

③産業医の意見書の書き方(14分58秒~)

意見書は多くの関係者が確認するものであり、表現や書き方に注意する必要があります。わかりにくい例とわかりやすい例の2つを用いて書き方をお伝えしますので、是非参考にしてください。

④産業医の面談記録の書き方(23分14秒~)

面談記録はメモ書きのようになってしまうこともあります。わかりやすい内容にするための1つの手段として、SOAP形式を紹介しています。医療現場で働かれている方には馴染みのある内容であると思いますが、あらためてSOAP形式について振り返ることができたらと思います。

⑤まとめ(26分7秒~)

動画の内容をを振り返っています。

⑥いただいた質問に回答(27分13秒~)

ここではアンケートでいただいた質問に回答しています。
・裁判に備えるための記録の残し方について
・若年性認知症の通勤と安全について
・統合失調症の従業員が復職した後のフォローについて

▼アンケートでいただいた質問の回答は記事でも公開中▼

難波克行先生が解説!復職支援で訴訟されないポイントとは?

◆動画内で紹介した『eRework』サービスの紹介◆

休職者を万全な状態で復職させるためには、休職者/産業保健スタッフ・人事担当者/復職先の3者の連携、サポートが万全でないと、『復職してもすぐに休職してしまう』『休職者と受け入れ側、双方の負担が増加してしまう』などの事態に陥ってしまうケースもあります。
本サービスでは、休職者だけでなく産業保健スタッフ・人事担当者・復職先のそれぞれをサポートする内容となっています。

▼サービスを通じて復職支援体制の強化を実現!▼

休職者 体力づくりとストレス耐性の強化で再発しにくい準備を スケジュール(例) 9:00 移動訓練 10:00 11:00 認知行動理論の学習 12:00 昼休み 13:00 14:00 15:00 16:00 ワークによる理解の定着 17:00 移動 訓練メニュー 本人の指定した場所への移動 e-learning(認知行動理論) 体力づくり カウンセラーとの面接(Web) 作文(再発防止策の検討) 生活リズム表 認知行動理論に基づいた3週間のオンラインプログラムを用意。GPSを活用した移動訓練から始まり、復職に必要な体力づくりと生活リズムを取り戻します。また、メンタル面でのストレス体制の強化のためのe-learningやワークに取り組んでいただくことで、心身両面で不安のない復職を目指します。
人事/産業保健スタッフ 復職に向けた回復状況が定量的に見える化 スコア化される指標 生活リズム 課題遂行率 健康感 コミュニケーション評価 抑うつ・不安 回復状況のグラフ 3週間のeReworkの取り組み状況を0~10点の折れ線グラフで表示 回項目の得点や詳細の確認も可能 将来の定性・主観的なレポートとは異なり、eReworkの受講状況や問診の結果が回復状況として「スコア化」されます。休職者の準備具合が数値として見えるため、適切な復職判断の材料となり、復職後の状況もモニタリングしやすくなります。
復職先 部下の休職時に必要な知識習得と体制の構築支援 e-learning 「改訂 心の健康問題により休職した労働者の職場復帰支援の手引き」の内容に則り、職場復帰支援の流れ、留意点を説明 病気休職開始及び休職中のケア 主治医による職場復帰可能の判断 職場復帰の可否判断および復職支援プランの作成 職場復帰後のフォローアップ 休職開始から復職後までの一連の対応をe-learningで学ぶことができます。部下が休職した際に、必要な知識を必要なタイミングで知ることができるため、対応が現場任せになることはありません。職場の受け入れ体制を整えることで、安心して働ける環境づくりができ、従業員のメンタルヘルスやエンゲージメントの向上を実現します。

eReworkの導入によって万全の職場復帰を実現したケースや利用者のお声については、下記のページからご覧いただくことが可能となっています。資料請求詳細の問い合わせもこちらのページから可能となっていますので、是非ご覧ください。


講師のご紹介

◆難波克行先生(産業医/医師/医学博士/労働衛生コンサルタント)
・難波克行産業医事務所
・アズビル株式会社 統括産業医

2021年より株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 健康経営事業本部の顧問として契約。メンタルヘルスおよび休復職分野で著書を執筆、専門誌へ多数の寄稿。ご自身のYoutubeチャンネルで産業保健に関わる動画を投稿。

関連コンテンツ

職場復帰支援勉強会 職場復帰の可否を判断する
コメントする